PS4 アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団 ゲームレビュー【評価・感想】
記入 2020/04/21 編集 なし
あらゆる面で進化、定番の冒険アドベンチャーゲーム
レビュー時の総プレイ時間：12時間程度
レビュー時のクリア状況：通しでストーリー1回クリア、攻略サイトは少しだけ見ました
| 公式サイト | アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団（PS3） アンチャーテッドシリーズ 公式サイト |
|---|---|
| 開発 | Naughty Dog, LLC.（ノーティドッグ） |
| 販売 | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
| 発売日 | 2009/10/15（PS3） 2015/10/8（PS4、コレクション） |
| CERO | CERO「C」（15歳以上対象） |
| おすすめ度 | ★★★★★ | 前作をプレイした人はおそらく期待通りのクオリティーのはず |
|---|---|---|
| 内容・ストーリー | ★★★★★ | 今回の舞台は古代遺跡と雪山 |
| グラフィック | ★★★★★ | 新たなアクション要素が加わりより凝ったグラフィックに |
| 音楽・サウンド | ★★★★★ | サウンドは進化していないが声優さんは流石 |
| 操作性 | ★★★★★ | 操作感は前作よりリアリティが増した |
| やり込み度 | ★★★★★ | 正直あまり変わっていないが宝物は増えた |
| 総合評価 | 22/30 | これぞ冒険アドベンチャーなゲーム 2nd season |
アンチャーテッドコレクションって何？
今回は原作のPS3版のレビューではなく、リメイクされたPS4版のレビューです。PS4版は「アンチャーテッド コレクション」という名前で販売されており、PS3で発売された「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」、「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」、「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」の3部作が一つとなった超お得なゲームです。
アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝 ゲームレビューはこちらから
アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス ゲームレビューはこちらから
ストーリー
ネイトはトレジャーハンター。昔の仕事仲間フリンと共に博物館から宝物「緑色のオイルランプ」の盗むことを企てる。ネイトはフリンとその仲間クロエと共に博物館へ向かい、「緑色のオイルランプ」を奪い謎を解くが…。
前作同様、遺跡の謎を解いたり、遺跡の罠にハマってやられたり、お宝を狙う敵に襲われたりといった具合でしっかり冒険アドベンチャーを楽しめます。今回狙うお宝はマルコポーロの船団が目指していたといわれる「シャングリア」の秘宝。ネイトたちはシャングリアを求め、チベットの奥地へと向かいます。今作のキーパーソンはクロエでしょう。敵なのか味方なのか彼女の本心はいかに。ストーリーの話から少しずれますが、チベットの雪山や遺跡のグラフィックは綺麗でびっくりしました。安心のアンチャーテッドクオリティーですね。
ちなみにゲームのパッケージや公式サイトのプレイ画像からサリーの姿は確認できますが、前作のヒロインであるエレナの姿はどこにもありません。はたしてエレナは登場するのか？それは…プレイしてからのお楽しみです。
アクションが増えて宝探しの難易度も上昇？
驚異の身体能力の持ち主である主人公ネイト。今作でも彼の身体能力は健在です笑 今作ではいくつかアクションが追加され、看板へ飛び移ったり、棒から棒へ飛び移ったり、相棒を高台へリフトアップできるようになりました。看板へ飛び移るアクションなどはまさに映画さながらで、より映画の主人公の気分を味わうことが出来るようになりました。
また道中で発見できる宝物ですが、アクションを上手く駆使しないと回収するのが難しくなりました。というか取るのも難しいのですが、見つけるのがそもそも難しいです。正規ルートから逸れて奥にある屋根の縁にぶらさがってようやく発見できた宝物もありました。宝物の数も１００個に増えているので、トレジャーハンターとしての腕が問われます。ちなみに私はファーストプレイで４０個も見つけられませんでした…笑
戦闘はよりリアルに、敵もバリエーション豊富に
前作をプレイして感じたのは戦闘がシンプルすぎること。シンプルでわかりやすいのは良いですが、若干物足りないと感じるところがありました。それ受けてかどうかはわかりませんが、今作では新たにステルス機能が追加されました。敵の背後から忍び寄りすっと腕を伸ばす（□ボタン）ことで、辺りの敵に気づかれることもなく敵を仕留めることが出来ます。これで敵の見回りが多いところでも楽に敵の数を減らすことが可能になりました。ステルス機能の操作は少しコツがいります。ストーリーの途中でチュートリアルがあるのでそこで感覚をつかみましょう。
あと、ただの自分の感想なので本当かはわかりませんが、敵に狙撃された際の反動がよりリアルになっていたり、相棒の攻撃力が弱くなっていたりと戦闘時のシステムが若干ですが変更されている気がします。そのせいか操作感も前作と少し違う気がします…（気のせいだったらごめんなさい）。まぁすぐに慣れましたけどね。
また、シールド（盾）を持って主人公へ突撃してくる兵士やガトリングガンを持って乱射してくる兵士など敵のバリエーションが増えました。そして今作では兵士だけでなく戦車や戦闘ヘリも登場します。私は戦闘ヘリに追われたことはないのですが、あまりいい気分じゃないですね笑 戦闘シーンのバリエーションも豊富です。電車での戦闘シーンもあるのですが、セガール顔負けのアクションで本当に映画を見ているかのようでした。
謎解きの難易度は優しい
今作でも謎解きは健在ですが、やはり簡単な内容です。もう少し難しくても良い気もしますが、ダレずにテンポよくプレイできる丁度よい難易度と言えます。ヒントも表示可能なので、謎解きが苦手な方でも安心です。
まとめ
前作の感動そのまま、新しいストーリーでしっかりとプレイヤーの心を掴む作品となっています。また、ストーリー以外にも追加要素があるため新鮮さも感じられます。グラフィックも相変わらず綺麗ですし、特にけなすところはありません。
今回は「中級」モードでプレイしましたが、アクションゲームが苦手な私でも十分クリアすることが出来ました。前作をプレイして楽しいと感じた方は購入して損はないと思います。前作を未プレイな方はまず前作をプレイすることをおすすめします。
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