記入 2021/08/21 編集 なし
FEシリーズの中では特殊なシステム。これはこれで面白い
レビュー時の総プレイ時間:50時間程度
レビュー時のクリア状況:通しでストーリー1回クリア、攻略サイトは見ました
公式サイト | ファイアーエムブレム 聖戦の系譜(3DS版) |
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開発 | インテリジェントシステムズ |
販売 | 任天堂 |
発売日 | 1994/01/21 |
CERO | CERO「A」(全年齢対象) |
おすすめ度 | ★★★★★ | FEシリーズをプレイしているのならぜひ |
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内容・ストーリー | ★★★★★ | 意見は分かれますが個人的にはストーリーよかったです |
グラフィック | ★★★★★ | 色の鮮やかさが少しきつく思えました |
音楽・サウンド | ★★★★★ | 音楽は安定して良いです |
操作性 | ★★★★★ | 輸送隊の廃止が個人的には× |
やり込み度 | ★★★★★ | カップリングシステムも導入され、ますますやり込めるようになりました |
総合評価 | 22/30 | シリーズファンの評価が分かれそうなゲーム |
SRPGではおなじみのファイアーエムブレムシリーズ。私にとってはDSの「if 白夜王国」、Switchの「風花雪月」、SFCの「紋章の謎」に続き4作目のプレイとなりました。
ストーリーは前作に引き続き2部構成です。今作の舞台はユグドラル大陸。第一部ではシアルフィ公国の公子シグルドが主人公となり、大陸全土に広がる戦火に巻き込まれたシグルドが自分や仲間を信じつつ戦い抜いていくストーリーです。第2部はシグルドの息子のセリスに主人公が変わりますが詳細は割愛します。前作の紋章の謎よりもよりストーリーがしっかりした印象です。
シリーズの中でも少し重たいストーリーなこの作品。人によって好みが分かれそうです。少し理不尽な展開ではありますが、、プレイを進めるにつれてこのストーリーの良さに気づきました。途中で諦めることなく最後までプレイすることをおすすめします。
本作品の魅力はなんといっても広いマップでしょう。前作の4倍くらいあります。1つの城を攻め落として、さて次の城はどう攻め落とそうかと策略を考えるのが楽しかったです。三國志や信長の野望の野望のような戦略ゲームとRPGが融合したかのような雰囲気で私には合ってました。
戦闘システムはあまり大きくは変わっていません。普通のSRPGといった感じです。武器が壊れるのも過去のFEシリーズと同様です。クラスは種類が増えたので、より多彩な戦略を組むことが出来るようになりました。これは良かったのかなと思います。
あと地味によかったのが武器の耐久度がお金で回復できることと杖が武器に分類されるようになったこと。前作の紋章の謎では杖を使いすぎると手詰まりになりそうなタイミングが何回かありましたが、今回はそういうストレスはなく気がねなく杖が使えます。 闘技場の仕様変更については賛否両論ありますが、個人的には特に違和感はありませんでした。
あまり良く感じなかったところをあげるとすれば、やはり輸送隊の廃止とお金や武器の個人持ちでしょうか。武器の交換やお金のやり取りがかなり面倒です。いちいち下取りに出して、他のキャラでお店から買って…とか繰り返しているとすぐに時間が過ぎていきます。
また広大なマップの戦闘は良かったのですが、室内での戦闘がないのは少し残念でした。そのせいで歩兵の活躍の場が少ないため、どうしても騎兵を使用せざるを得ません。好きなキャラを使いづらくなるのは少し残念でした。
SRPGとしては十分楽しめます。ですが、前作からのシステム変更のせいで余計な時間が係るのは残念でした。
多少時間がかかっても問題ない方にはおすすめします。FEシリーズを初めてプレイする方は他作品から入ることをおすすめします。
このゲーム |
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