記入 2019/06/12 編集 2019/07/9
ヨッシーアイランド初の続編だけどいろいろ残念な作品
レビュー時の総プレイ時間:40時間程度
レビュー時のクリア状況:通しでストーリー2回クリア、攻略サイトは見てません
公式サイト | ヨッシーアイランドDS - 任天堂 |
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開発 | アートゥーン |
販売 | 任天堂 |
発売日 | 2007/3/8 |
CERO | CERO「A」(全年齢対象) |
おすすめ度 | ★★★★★ | 前作に比べると見劣る気が…。思い出補正? |
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内容・ストーリー | ★★★★★ | ストーリーはよくわかりません。取って付けた感じ。 |
グラフィック | ★★★★★ | 良くも悪くも前作と変わらない。どう捉えるかによる |
音楽・サウンド | ★★★★★ | 前作の方がいいです。 |
操作性 | ★★★★★ | DSだと若干操作しづらいかも。 |
やり込み度 | ★★★★★ | ひみつ面がある、100点満点を目指すことが出来る |
総合評価 | 18/30 | びみょーなゲーム |
SFCのヨッシーアイランドをリアルタイムでプレイした世代には、めちゃくちゃ嬉しい続編です。ヨッシーストーリーなどヨッシーを題材としたゲームはちらほら出ていましたが、「ヨッシーアイランド」の名を冠した続編を待っていた人は多いと思います。
私もこのゲームが発売されるのを心待ちにしていたので、発売日に速攻買ってしまいました笑 実際少しやってみたところ、ゲームの雰囲気も前作そのまんまで、ようやく続編がプレイできる!とその時は感動しました。
グラフィックなどの大きな変更はありません。ゲーム序盤でパンジーさんが鼻歌うたいながら歩いているのをみて、なつかしさがこみ上げてきました笑 また、操作感も大きくは変わりません。そういった点では安心感があると言えます。
しかし、新しさという面では物足りなさを感じてしまいます。新しい敵は少なく、どことなく世界観にミスマッチ?ヨッシーストーリー風な敵が多い気がします。
新要素の赤ちゃんの切り替えについては後述します。
今作の一番の特徴は、赤ちゃんが切り替えられるところ。ピーチに切り替えることで空中浮遊ができ、ドンキーに切り替えることでツタを登ることが出来ます。
赤ちゃん特有のスキルを活かすことで、ゲームの幅が広がったとは思います。しかし、切り替えは少し煩わしく、テンポの良さは失われました。
切り替えの煩わしさは赤ちゃんの種類が多いのが原因です。ワリオや赤ちゃんクッパは要らなかったんじゃないでしょうか。新要素だからといって増やしすぎ、かつそのシステムに依存しすぎたのは良くなかったと思います。
前作からのやり込み要素、「オール100点」。今作では難易度が上がってしまいました。
前作はスターがプレイ中に補充可能でしたが、今作はスター補充ができません。一発勝負です。これにより、100点獲得へのハードルはかなり上がりました。
また、スイカも登場しません。ヨッシーが口から吹くのは、炎のみです。アクションが減ってしまってちょっと寂しいです。
そして何より、ポチがいません!なんで?言うこと聞かないけど憎めない、そんな味のあるキャラクターだったのに!
前作の良いところは削ってほしくなかったです。リストラするポイントを間違えたのではないでしょうか。
前作と同様、やり込み要素はあります。オール100点を目指すもよし、クリア後にひみつのステージをクリアするもよし。やろうと思えばいくらでもプレイできる、それがヨッシーアイランドです。
ただ、ひみつのステージは時間に追われる系のステージが多く、少し安直な設計に感じました。難しいんだけどじっくりプレイできるようなステージが少ないのが不満です。
また、ひみつのステージに限らず、コースのバランスが全体的に悪い気がします。凝ったコースは少ないですし、コースの登場順もおかしい気がします。
そして詳しくは書きませんが、1番気になるのはラスボスの肩透かし感。これも人によるところではありますが…。前作のラスボス戦は盛り上がるものがありましたが、今作はあっさり風味でした。物足りないです。
個人差はあると思いますが、BGMは前作の方が断然良いと思います。コースクリア後のあの音楽、アスレチックコースのあの音楽、ボス戦時のあの音楽…。あのワクワクする音楽たちの雰囲気は残念ながら引き継がれていません。
私としてはコース選択画面の音楽はもう少し凝ったものにしてほしかったです。ゲーム終盤で盛り上がりに欠けるのはコース選択画面の音楽のせいかも。
思い出補正なのかもしれませんが、んー残念な感じです…。
期待度が上がっていた分、がっかりしてしまいました。1作目が大ヒットした後の2作目はやはり難しいんですかね…。
でもなんだかんだ前作が好きだった人は楽しめる作品だとは思います。難易度は少し上がって(?)ますが、慣れればクリアはできるでしょう。
あと、やり込みたい、ストイックなアクションゲーマーにはぴったりな作品です。
このゲーム |
続編(3DS) |
前作(SFC) |