NEC VS700/AD Valuestar S

 ※注意
 分解・改造等を参考にされる場合は自己責任でお願いします。
 メーカー補償も受けれない可能性大です。
こちらからの補償なんかもありませんよー。
 また感電の危険もあります。かならずACアダプター、バッテリーは外して作業してください。


 CPU換装をしよう

 もともとVS700にはCeleron Mが搭載されています。しかし、物足りない。
 そこで同じSocket479のPentium M 735 (1.70GHz)と交換することにしました。
 今回の改造もVS700 TUNEさんのサイトを参考にさせてもらいました。

VS700の搭載CPU
VS700/9D Celeron M (1.20GHz)
VS700/AD Celeron M 320 (1.30GHz)
VS700/BD Celeron M 350 (1.30GHz)


 ―その1.CPUを購入

 Pentium Mは普通の店にはあまり多く置いていないと思います。
 そこでネットオークションの利用をお勧めします。ネットではPentium M 725-755あたりが良く売りに出されています。
 特に725、735は2000円前後で入手できます。755、765になると値段は1万円近くになります。
 今回購入したCPUはソフマップの通販で1980円です。ソフマップの入荷は不定期なので早く見つけたいならオークションです。
 ちなみに720などの偶数番台のPentium MだとCPUの性能が全て引き出せないので注意です。


 ―その2.CPUの取り外し

 まずはカバーから取り外します。CPUクーラーのコネクタ類も一緒に外した方が作業しやすいです。
 ヒートシンクのネジは4つのネジを均等に回していき、取り外します。1か所だけはずしてはいけません。
 ヒートシンクを外すとCPUがお目見えです。左のマイナスのネジを反時計回りに手ごたえがあるまで回します。
 するとCPUの固定が外れるので簡単に抜くことが出来ます。


ここにCPUあり

カバーを外した

CPUお目見え


 ―その3.CPUの取り付け

 取り付け後にはグリスを塗りましょう。グリスは銀配合のものを使用しました。ソフマップで700円です。


交換後

購入したグリス


 塗り終えた後、再び組み直します。ヒートシンクには番号が振ってあり、その順に少しずつネジを締めてください。
 1か所を集中的に締めるとCPUの1か所に圧力がかかり、壊れる原因となります。
 他のものは取り外した順番と逆に組み直すだけです。


 ―その4.動作確認

 動作しているかどうかはBIOSを見ればわかります。または起動させた後でも確認できます。
 今回はPrintScreenで以下の画像を撮りたかったので起動させ、確認しました。

 

確認完了

 Pentium Mとなってます。無事成功ですね。


 ―総括

 メモリ増設とは異なり、部品を取り外すため手間は少しかかります。まぁ10分もかかりませんが。
 メモリよりも相性は厳しくないのである意味簡単かも。
 このVS700に載せることが出来るCPUは限られており、Core 2 Duoなどは積めません
 購入する場合はきちんとCPUの種類を確認しましょう。ソケットはSocket 479です。


 感想・質問はブログのほうの記事のコメント欄にお願いします。


 ―オークションでの購入

 ヤフオク ”pentium m ”で検索


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