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PS ヴァンダルハーツ 〜失われた古代文明〜 ゲームレビュー【評価・感想】

正統派SRPGだがボリュームが足りない…

おすすめ度
内容・ストーリー
グラフィック
音楽・サウンド
操作性
やり込み度
総合点
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★
19/30

1996年10月25日発売。開発、発売共にコナミ。CERO「C」(15歳以上対象)。

あらすじ

警備隊に所属する主人公アッシュが政府のドルジらの陰謀を阻止するというストーリーです。
凝ったストーリーなのですが感想のところでも書きましたが暗いです。
副題にもあるとおり、古代文明も絡んできます。というか古代文明がストーリーの根幹にあります。
道中では様々なキャラが仲間になります。初期メンバーにいない魔法使いや弓使いなどは途中で加入します。

ゲームシステム

システムに変わったところはありません。基本に忠実なSRPGです。マップを進んでいくごとに戦闘していきます。
戦闘中でもセーブできるのはありがたいです。通常のセーブとは別のセーブなので詰むこともありません。
戦闘は一度クリアしたら二度とプレイできないので、アイテムと経験値はしっかり取っておきましょう。
結構古いゲームですが、このときにはもうSRPGの基礎は出来ていたのですね。

サウンドが良い

全体的にサウンドが良いと思います。特に戦闘時の音楽はとても凝っていて好きです
一番好きなのが対将軍戦の音楽です。「どんどん、どぅーどどどどん」って感じがいいです笑
どの曲も兵隊の行進のイメージなのですかね?変拍子の曲が多いのも特徴らしいです。

感想・レビュー

マイナーながらもストーリーがしっかりとしたRPGです。しかしそのストーリーが暗いというか、重いというか…。
革命や政治の腐敗を題材にした話なので戦争孤児や反対派の弾圧、拷問などの内容が出てきます。

暗いのは物語だけではありません。戦闘時のエフェクトの血飛沫も今時のゲームでは見かけないものです。
キャラグラフィックも渋いです笑 かわいいキャラデザではないので受け付けない人もいるかもしれません

戦闘は背後からの攻撃はダメージ大や高台では弓矢の射程が伸びるなど、今どきのSRPGでよく見かけるものです。
SRPGをプレイしたことのある人ならば特に抵抗はありません。まぁ弓矢はうざいですが笑
もう少し戦闘システムにひねりがあったほうが長く遊べると思います。
リメイクしてシステムや世界観を深く作り込めば売れる気もしますが、どうでしょう。

難易度はそこまで高くなく、戦略的に戦えば勝ち進んでいけます。普通にクリアを目指すだけならば攻略サイトは入りません。
私には簡単過ぎてちょっと物足りなかったです。クリアまでのプレイ時間は24時間弱でした。
しかし完全クリアを目指すともう少し時間がかかると思います。

連休などで時間が取れるときには持って来いのゲームだと思います。
ストーリーは様々な意見があると思いますが、よく考えられているので私は好きです。
長時間やるようなゲームではありませんが、なかなか味のあるゲームです。

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いつもの通り100円で購入したのでAmazonさんの価格はちょっと高めに思えます。

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