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テレビのリモコン修理についての考察

記入 2012/1/16 追記 2016/4/22
考察とか書いてますが、そんな大したものではないような気がする。
ゲームのコントローラーのボタンの接触改善も同じ方法でできますよー。

※分解等を参考にされる場合は自己責任でお願いします。
メーカー補償も受けれない可能性大です。こちらからの補償なんかもありませんよー。
また感電の危険もあります。必ずACアダプター、バッテリーは外して作業してください。


まずは分解

リモコンを分解しないと直すこともできません。
ネジで止められているリモコンもあれば、爪だけで止められているもの、その両方で止められているものと様々です。
ここでの注意点はむやみに分解しようとすると壊れるというところ。
下手すれば分解したものの戻せなくなるパターンもあるので慎重に分解していきましょう。

アルミホイルでボタンと回路の接触をさせる

リモコンのボタンはボタンの裏に塗られている導電性の物質が回路の導電部にあたることで働いています。
そのボタン裏が日々使われることで削れてしまい接触不良となってリモコンが利かなくなります。
なのでボタン裏にアルミホイルを付ければ接触不良を改善できる!というわけです。
で、まぁみんな思いつくところは同じようでたくさんの他のサイトさんでもアルミホイルを使って直しています。

注意する点はしっかりとアルミホイルをボタン裏に接着するところです。
ボタン裏と基盤の間へ挟むだけでも改善するのですが、誤作動を引き起こす原因になってしまいます。
挟むだけだとアルミの場所が徐々にずれてしまい、接点に当たりっぱなしになったり他の接点にあたったりします。
しっかりとアルミホイルをボタン裏にはみ出ないように注意しながらくっつけることで誤作動を起こさなくなるわけですね。

さて、何を使ってアルミとボタン裏をくっつけるかですが、普通に瞬間接着剤を使うと良いです。
自分は乾くのが少しゆっくりなゼリー状の接着剤でくっつけました。
ただし接着剤によっては相性が悪いものもあるので、色々試してみるといいと思います。
ちなみに、水のり・ゴムのりではくっつきませんでした。

アルミホイルに代わるものはないのか?

アルミホイルは効果てきめんで確かにいいんですが、もっと簡単に復活させる方法はないか考えてみました。
シルバーグリス … ×
導電しそうで塗るもの。といえばCPUのシルバーグリスでしょー。
ということで塗り塗りしたんですが、見事にはがれました。
よくよく考えてみるとシルバーグリスが導電性だとヒートシンクもビリビリしちゃうから違いますよね。
銀色のペン … ×
これが導電してくれれば塗るだけでOK!となるはず…。
ところが油性のペンだったのにもかかわらず、塗ってみるとすぐに取れてしまいました。。。
まさかシルバーグリスと同じ結末になるとは。残念。
ドータイト … ◎
ドータイトとは導電性を持つ接着剤?塗料?です。
普通に購入するとめちゃくちゃ高いですが、
オークションなどでは安価な値段で売っていることもあります(正規品なのかどうかは不安ですが)。
実際購入し塗布てみたところ、復活しました。
シリコンゴムのはげた導電部に直接塗布するだけで、復活します。
ただリモコンを直すためだけに購入するにはやはり高すぎます。。。

結論:ドータイトを確保すれば復活できる!が、高い!

ただ、とりあえずアルミホイル接着剤でくっつけるのが、お金もかからず身近なもので直せるのでGOOD!

自分のブログでの実践例

SHARP AQUOSのリモコン修理 結果的に成功していますが、ゴムのりはくっつきませんでした。
更にリモコン修理 ここではアルミと接着剤でくっつけました。上手く機能してくれています。

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リンク貼りましたが、アルミホイルは100均とかにありそうですし…。
ゼリー状の接着剤は自分はこれを使いました。確かに普通の液状より塗りやすかったです。


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