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PS 蒼天の白き神の座 GREAT PEAK ゲームレビュー【評価・感想】

記入 2019/04/27 編集 2019/04/28
登山シミュレーションゲームの名作
プレミア価格のゲームです。完成度の高い名作です。

レビュー時のプレイ時間:トータルで30時間程度
クリア状況:途中まで(3つの山に登頂)

おすすめ度
内容・ストーリー
グラフィック
音楽・サウンド
操作性
やり込み度
総合点
★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★
★★★★
27/30

発売日は1998年7月16日。発売はソニーコンピュータエンタテインメント、開発はパンドラボックス。
CERO表記はありません。メモリーカードは1つのセーブで2ブロック使用します。

プレミア価格のゲームを買ってみた

時代はPS4!しかーし、PS4のゲームでも駄作は1000円以下で売っている時代でもあります。
しかし、このゲームは初代PSのゲームにも関わらず、
お値段なんと中古価格5000円!プレミア価格だと26000円です!!(2019年4月現在)
アーカイブスにも登場していないこの謎のゲームを買ってプレイしてみました!

中身は登山シミュレーションゲーム

登山は最近では山ガールという言葉も生まれたぐらいポピュラーな趣味になってきました。この登山をシミュレーションするゲームとなります。
ただし登山といっても一人で登るようなものではなく、ヒマラヤ級の山に登山隊として登頂を目指すゲームになります。
岳という漫画を読んだことある人はイメージが湧くかと思いますが、リアルガチな登山です。

なかなかリアルなつくり

登山、安易に考えていませんか?
山を登ってる途中でちょっと足をひねっただけでも、麓に降りることを考えると絶望することがあります。
しかし日本では登山中に何かあった場合、ヘリコプターや警察隊などによる捜索や救助を行ってくれます。
このゲームは違います。公的機関は誰も助けてくれません。遭難したら別の隊が助けに行くしかないのです。
死と隣り合わせ。死亡した隊員を山に残すか、ベースキャンプまで運ぶか迫られることもあります。
助けに行った隊が二次遭難し、二つの隊が壊滅…ということもあります。非常にシビアなゲームです。
一方で、登頂できた喜び、全員無事山から撤収したときの喜びも味わえます。
緊迫した場面や死、それと登頂した喜び。これを同時に味わうことのできるゲームといえるでしょう。

登山隊を指示を出し頂上を目指す

プレイヤーは自らが登山隊の隊長となり、ベースキャンプから指示を出します。
隊は指示に従い進路を探り、ロープを張って進路を工作し、頂上を目指します。
山の天候もリアルに変わっていきます。風がやんだと思えば、数時間後には風速40m以上の風に襲われることも。
天候を読み、的確に指示を与えることが重要になります。
他にもキャンプを設営し、ベースキャンプから物資の輸送を指示したり、やることは多いです。
高所では隊員たちが凍傷や高度障害、体調不良になることもあるため隊員たちの体調にも気を配る必要があります。
的確な指示を出し、頂上を目指し、無事撤収する。これがこのゲームの目的となります。

まとめ

なかなかやり込んでしまうゲームです。シミュレーションゲームが好きな方には良いと思います。
システム面、内容、音楽全て作り込まれている素晴らしいゲームです。
プレイ時間の目安ですが、一つの山に登頂するのに1時間から2時間程度かかります(ゲーム中で1800倍速に設定)。
さくっとは終わらないですが、テンポよくは進められるとは思います。
値段は少し高いですが、最新ゲーム機のソフトと同じくらいなので手が出ないほどではないかと思います。
登山が興味あるけど自分で歩くのはちょっとという方、登山隊の隊長の気分を味わいたい方にお勧めです。

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