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PSP 咲-saki- Portable ゲームレビュー【評価・感想】

記入 2010/5/16 追記 2012/1/18
麻雀もストーリーも楽しめるキャラゲーム

名作漫画が麻雀ゲームとして登場。

おすすめ度
内容・ストーリー
グラフィック
音楽・サウンド
操作性
やり込み度
総合点
★★★★
★★★★★
★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
20/30

2010年3月26日発売。発売はアルケミスト。CERO「C」(15歳以上対象)

漫画・アニメがヒットした咲-saki-

原作は小林立さんの咲-saki-。数多くの女性キャラクターが麻雀という舞台で戦う漫画です。
アニメもヒットし、放映から1年たちますが今なお人気があります。
そのアニメ版をもとにこのゲームは作られています。

登場人物と能力

登場人物には大会団体戦決勝に出場したキャラクター達ほとんど登場しています。
おまけとしてチャレンジモードのある条件をクリア後、3人追加されます。
キャラには「能力」を持つものがおり、例えば咲ならカンした後に引く嶺上牌が有効牌になるといった感じです。
これにより各キャラクターの個性が上手く引き出されています。

ストーリーモード

このモードはアニメ版のストーリーに沿って対局を行なっていくモードです。
一通りストーリーをなぞっていくのでアニメ版を見たことがない人でも楽しめます
アニメ版を見た人はストーリー自体をスキップして対局だけ楽しむのも可能です。
ストーリーパートは再録されたボイスがほとんど付いているのでアニメを見た人でもまた楽しめます。
対局はスポット参戦のような形なので初心者でもクリアは可能です。

チャレンジモード

20種類の対局が用意されていて、定められた条件を達成できたら勝ちです。
条件は単にあがるだけというものから1位をとるまで様々。
絶体絶命の状況から1位をとったときの気分は最高です。
対局によっては新たなキャラクターが手に入るかも…。

感想・レビュー

感想を一言で言うと内容が薄いかもしれないです。おそらく玄人の麻雀好きには向かないです。
ストーリーモードは対局が短すぎます。お話部分を省いてしまうと1話が数分で終わりそうな勢いです。
キャラに関しては各個性を能力として反映しているため、いい感じで再現できています。
しかしそれゆえ強いキャラに弱いキャラで立ち向かうのはかなりつらいです。
おかげでチャレンジモードの一部の対局は相当苦戦するかもしれません。
また、宗太郎・ハギヨシ・上柿恵・久保コーチあたりはプレイヤーにはならないのでそこも残念。
全体的にロード時間が長いのも欠点です。これはアルケミスト作品に多く見られることなので仕方がないとあきらめました。
しかーし、麻雀を知らない人のとっかかりとしてはいいゲームだと思います。
自分自身は麻雀は全くわからなかった人ですが、らぶじゃんとこのソフトで少しはわかるようになりました。
麻雀はルールが難しくて覚える気にならない、という人も好きなアニメが題材ならいけるかも。
らぶじゃんと咲-saki- Portableの組み合わせ、これ最強
まとめると、全体的には良い作品とは言い難いかもしれないです。
しかし咲-saki-ファンと麻雀素人にはおすすめですね。

追記
Amazonのレビューはものすごく高評価ですね。玄人さんでも楽しめるゲームだったのか…。
素人目線では鬼畜に感じたチャレンジモードも麻雀好きにはやりがいがあるのかもしれません。
自分は美穂子のところで10回以上負けたので嫌な思い出しか残ってないですが…笑
デイブレイクが滅茶苦茶だったアルケミストが開発ということで自分の中でマイナス査定をしていたのかもしれません。
あ、余計な情報かもしれないですがストーリーモードの加治木さんが面白いことになっていますよ。
発売当初は各地で品薄状態でしたけど今は落ち着いて購入できると思います。

Amazonでの購入はこちら…


通常版

限定版

らぶじゃん

原作

DVD


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