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Xbox360 ルートダブル - Before Crime * After Days - ゲームレビュー【評価・感想】

記入 2013/8/28
近年で1番のサスペンスADV!

おすすめ度
内容・ストーリー
グラフィック
音楽・サウンド
操作性
やり込み度
総合点
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
★★★★★
28/30

2012年6月14日発売。定価は通常版7,140円、初回限定版9,240円(税込)。
制作、開発はRegista、ブランド名はYeti(イエティ)。CERO「C」(15歳以上対象)。

サスペンスADVの名作となるか

ADVゲームとして名高いinfinityシリーズを手掛けた中澤工氏が原案、プロデューサーを務める作品です。
Ever17はプレイしたことがあるのですが、非常に似た構成となっています。
このゲームも大きな謎が隠されているようです。体験版ではルートAを進めることが出来ます。
ルートAだけでは謎は解決されないので気になる方は製品版を、ということです。

あらすじ、概要

2030年9月16日、午前6時19分。鹿鳴市の原子力研究施設の地下で火災が発生。
ほどなくレスキュー隊が到着し、消火と捜索に当たるも途中でケースNが発生。
地下と地上の間で障壁が降り、残されたレスキュー隊と要救助者は地下に閉じ込められてしまった。

レスキュー隊、隊長の渡瀬は記憶喪失になって地下で倒れこんでいた。
仲間のレスキュー隊員の守部、橘に助けられ、二人と協力して要救助者を見つけ出し、脱出ルートを探すことになった。
しかし放射線量の数値は徐々に上昇。助け出した要救助者も精神的に追いつめられていく。
渡瀬たちは地下から脱出できるのか。こちらがルートAとなる。

一方、高校生3人も研究施設に取り残されていた。そのうちの一人、天川夏彦を主人公として話が進むのがルートBとなる。

このゲームの世界観

主人公たちは鹿鳴市というコミュニケーターが集まる都市で生活しています。
コミュニケーターはBC(Beyond Communication)と呼ばれる能力を持っています。
これは相手に思いを伝えるテレパシーや相手の思いを読み取るエンパシーなどの能力をさします。
そして鹿鳴市ではこのBCと原子力の研究を行い、機密が漏れないように町中に防犯体制を強いています。
その原子力の研究がおこなわれているLABOで今回の事件が起きたのです。

重要なキャラクターたち

このゲームの主人公は渡瀬と夏彦の2人です。ルートAでは渡瀬視点で、ルートBは夏彦視点で描かれています。
ルートAで一緒に脱出を試みるレスキュー隊の洵と風見、宇喜多、先生そして悠里。
ルートBで一緒にラボに訪れた夏彦とましろとサリュ。
彼ら一人一人にこのラボに閉じ込められてしまった理由があります。そして意外なつながりがある人もいます。
どうして彼らがここに来たのか、ラボの爆発に関係している人は誰なのか、これを考えるだけでも面白いと思います。

特殊なゲームシステム

このゲームには選択肢がない代わりにセンシズシンパシィシステム(SSS)が登場します。
SSSでエニアグラムをいじり各キャラクターへの感情を設定することでルートの分岐を行えます。
SSSには色があり、赤いSSSはバッドエンドへの分岐を意味します。緊迫感のある場面では選択肢を間違えないことが大切です。

もう一つ登場するシステムがRAMシステムです。これはある条件を満たすことで使えるシステムです。
物語の序盤で使うことはありません。終盤のお楽しみにしてください。

感想

去年買ってプレイしていたのですがXbox360が壊れてしまったので中々クリアできませんでした。
ようやくジャンク品のXbox360 slimを購入し、クリアしたのでレビューを書かせていただきます。

まずクリアまでかなり時間かかりました!これはかなりボリュームがあるゲームです
SSSによる分岐も多く、すべてのEDを見ることは断念しました。。。
ただ、単にボリュームがあるだけでなく内容も濃かったです!
伏線がかなり張られているので1つの謎が解けても、物語全体の謎が解けるとは限りません。
そして最後広げた風呂敷を畳みまくります!ここまでストーリーを練り上げられたゲームは初めてでした。
「なぜ研究所の地下で爆発が起きたのか?」「悠里はいったい何者なのか?」「渡瀬はなぜ記憶喪失になっているのか?」
このように気になる謎が次々に出てきます。プレイヤーを飽きさせず、常に惹きつけるようなストーリーです。
各キャラのエピソードも一人ずつ丁寧に描かれています。
ストーリーが進むにつれて誰がどういう人なのかわかることで、物語や謎を理解することができるでしょう。

サスペンスADVのプレイの醍醐味はやはりプレイヤーが自分なりに推理していくことだと思います。
ルートAをプレイしただけでかなりの謎が出てきますし、ルートAだけではわからない謎も多数出てきます。
それを自分なりに考察しながら(まとめながら)次のルートをプレイしていくことでより楽しめます。
自分はメモをノートに取りながらプレイしていました。考察が当たっていたかは秘密です笑
ちなみにブログにも考察をまとめているのでいろいろな考察を見たい方は下のリンクからどうぞ。

ルートダブル 体験版の考察 その1 プロキオンの数値
ルートダブル 体験版の考察 その2 被験体と監視対象

最終的には(当たり前ですが)ラボを脱出することが目標となります。
しかしルートAをプレイするとわかりますが、かなり絶望感漂う状況です。
ここからどうストーリーが展開していくのか、最終的に助かるのか。とても続きが気になるゲームです。

かなり褒めてきましたが、難点が一つあります。
終盤登場するRAMシステムでかなり時間を取られることです。このせいで終盤のテンポが悪くなってしまっています。
もちろん物語の全容をつかむためにRAMシステムはきちんと使わなければならないのですが。。。
PS3版では終盤のRAMシステムが修正されているようなので、気になる方はPS3版をお勧めします。

今までこういったサスペンスADVゲームをプレイしたことがない人はまず体験版をプレイしてみて下さい
ボリュームがあるので体験版でもゲームの雰囲気を十分に味わうことが出来ます。
しかし、本編はやりごたえがある代わりにクリアするにはかなり時間がかかります。
文章を読むのが辛い人はボリュームの多さに耐えられないかも

それでもやはりおススメしたいゲームです。お時間がある人は一度プレイしてみてはどうでしょうか。

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通常版

限定版

PC版

PS3版

小説版(ルートA)

近々PS3版も発売されます。持っているゲーム機に合わせて買えばいいと思います。



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