記入 2021/09/11 編集 なし
無印版は合戦がダメ。ゲーム自体は楽しめるが単調
レビュー時の総プレイ時間:30時間程度
レビュー時のクリア状況:通しでストーリー1回クリア、攻略サイトは見てません
公式サイト | 30周年記念作品 『信長の野望・創造』 |
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開発 | コーエー |
販売 | コーエーテクモゲームス |
発売日 | 2013/12/12 |
CERO | CERO「A」(全年齢対象) |
おすすめ度 | ★★★★★ | パワーアップキットか戦国立志伝をおすすめします |
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内容・ストーリー | ★★★★★ | それなりに面白いとは思うが、合戦はやる気にならない |
グラフィック | ★★★★★ | 3D1枚絵のマップは凄い! |
音楽・サウンド | ★★★★★ | 味のあるBGMは他のシリーズ同様 |
操作性 | ★★★★★ | 作業ゲーなのに操作性は微妙 |
やり込み度 | ★★★★★ | やり込み要素はあるが飽きる |
総合評価 | 20/30 | 完成度がイマイチなゲーム |
歴史シミュレーションゲームとして有名な「信長の野望」シリーズ。今作は30周年記念作品として製作されたゲームです。
本シリーズは作品ごとに少しずつ特色が異なります。過去の作品が好きだったからといって、今作も自分好みのゲームとは限りません。事前に調べたうえで購入しましょう。
今作は大名プレイで、ゲームとしてはターン制とリアルタイムが合わさった半ターン制という感じです。
今作のテーマは「創造」。大名は「創造」、「中道」、「保守」のいずれかに分類されており、大名の分類によって行える政策が異なります。政策も今作からの要素で政策を行うことで様々なメリットやデメリットが得られます。
今作を簡単に述べると「地図上で駒である部隊動かし自動で戦うのを俯瞰する」ゲームです。後述しますが、合戦は期待しないでください。
「駒を動かして見ているだけ」と言うと聞こえは悪いですが、戦略を練る必要があるのでそれなりに面白いです。城と城を結ぶ街道の数が多いので、部隊を回り道させて敵を挟み撃ちしたり、複数部隊で四方から攻撃を仕掛けることもできます。 兵士の数は城ごとに上限があり、城と城の間で兵を移動させることはできません。ですので、どの城の部隊をどのタイミングで攻めさせるのか考えて行動させる必要があります。先ほど述べた通り半ターン制ですが、部隊はリアルタイムで移動させることが出来るので瞬時の判断が重要となります。
部隊はマップ上を移動していくのですが、3D1枚絵のマップが非常に見事な出来映えなので移動しているのを見ているだけでも楽しいです。グラフィックは過去作に比べて全体的に向上していますね。
あと、登場する城が多いのも城マニアの方には嬉しいかもしれません。
良い点もそれなりにあるのですが、個人的には気になる点も結構あります。
まず合戦が面白くないです。敵部隊と接触した際に合戦モードに入ることができますが、敵と味方が前後に動いて射程距離に近づいたら攻撃するというシンプルなシステムです。これがつまらない。これなら合戦モードは使わずに自動的に駒が戦うのを見てるほうが楽しいです。 あと城と街道が多過ぎて内政(建設)や整備がかなり面倒です。支配地域が広がってくると内政と整備だけで1ターン5分から10分かかります。内政を行う間は思考を停止してひたすらボタンを連打するゲームになります。 pk版は合戦や内政が改善されているらしいので、どうせ買うならpk版をおすすめします。
上で述べた通りのゲームですので、単調で飽きるのも早いです。一度天下統一したらもうお腹一杯です。やり込み要素はあるけどやり込む気にならないのは致命的かと思います。
正直無印版はおすすめしません。合戦が面白くない、内政も単調なのが全てです。他の方のレビューを見る限り、pk版を買う方が無難なのかも。いずれ私もpk版をプレイしてみたいと思います。
このゲーム |
pk版 |
戦国立志伝 |